【概要】

2024年8月。福山大学心理学科と草戸千軒ミュージアムがコラボしたお化け屋敷が開催されます。

かつて芦田川沿いに栄えた中世の港町「草戸千軒」。草戸千軒ミュージアムには、この町並みの実物大の復原があります。通常は灯りがついた状態ですが、本イベントでは特別に灯りを落とした復原に入ることができます。

本イベント限定の体験をぜひお楽しみください!


【日時】8月3日(土)、10日(土)、17日(土)、24日(土)
二部制【①18:00~19:00、②19:00~20:00】

【対象】小学生(保護者の同伴が必要) 【定員】各日15組(一組4名以内、抽選)

【場所】ふくやま草戸千軒ミュージアム 【参加費】無料


【ストーリー】

かつての草戸千軒町では疫病が流行っており,村の長老も「残された村人たちを何とか助けたいという思い」を残して亡くなった。

村には,疫病を払う「茅の輪(ちのわ)」を未来からの旅人へ託したという伝説があった。

今回、みなさんには疫病をはらう「茅の輪」を作ってもらい、未来からの旅人として、草戸千軒町を疫病から救ってもらいます!

【福山大学紹介】

福山大学は、5つの学部と14の学科を擁する広島県東部唯一の総合私立大学です。中でも本イベントにかかわるのは心理学科。福山大学の心理学科には心理臨床コース司法犯罪コースという2つコースがあります。心理臨床コースでは、悩みを抱えた人々を支援するための臨床心理学の知識・技法を学び、司法犯罪コースでは、犯罪の予防や防止を中心とした犯罪心理学の知識・技法を学んでいます。

人の心理に詳しいということは人がどういう時にこわがるかもよく知っているということ。本イベントでは日頃学んだ知識を逆手にとり、心理学の知識をいかしたお化け屋敷を開催します。

福山大学にご関心がある方は、以下のリンクから大学のホームページをご覧ください!


【博物館紹介】

鎌倉時代末期から室町時代にかけて、芦田川河口で栄えた港町・市場町「草戸千軒」。かつてこの町は文献上にしか現れない伝説の町とされていました。ところが、1930年ころに行われた護岸工事によって遺物が発見されて、実際に存在したことが明らかになりました。第二次世界大戦後の30数年にわたる発掘調査によって、中世の人々のくらしがわかる様々な生活用具が出土し、「川底に埋もれた中世の町」として広く知られるに至りました。

現在、展示室では、主要な出土品が展示されるとともに、発掘調査の成果に基づき実物大の町並みの一角が復原されています。

また、広島県歴史博物館には、重要文化財の「広島県草戸千軒町遺跡出土品」のほか、現在の福山市神辺町出身の江戸時代の漢詩人・儒学者である菅茶山に関わる重要文化財「菅茶山関係資料」、日本有数の古地図コレクションである「守屋壽コレクション」などが展示されています。

歴史のロマンを感じたい方は、以下のリンクから博物館のホームページをご覧ください!