工学部

Faculty of Engineering

【電気電子工学科】国際学会で大学院生が登壇発表とポスター発表しました

【電気電子工学科】国際学会で大学院生が登壇発表とポスター発表しました

8月27日~30日の日程で、The SICE Festival 2024 with Annual Conference(計測自動制御学会2024年度年次大会)が高知工科大学永国寺キャンパスで開催されました。この学会で、大学院工学研究科電子・電気工学専攻の本田義典さんと行平将望さんが発表しました。また、電気電子工学科4年生の川上翔大さんも学会参加しました。この様子を工学部電気電子工学科のFUKUDAI Magメンバーである伍賀から報告します。

 

この学会では、大学院生の本田さん、行平さんの発表は8月28日(水)の午後にありましたが、日帰りでの学会参加となりました。二人の発表テーマは以下の通りです。

Sensors and Transducers のセッションで、行平さんは“Development and Performance Evaluation of an Optical Tactile Sensor Using Transparent Flexible Resin”(Yukihira,Masami, Goka,Masanori)のタイトルで登壇し口頭発表、ポスター発表Poster2 のセッションで、本田さんは“ Production and Performance Evaluation of a Monocular Stereo Omnidirectional Camera with Composite Convex Mirror”(Honda,Yoshinori, Murakami,Rikimaru, Goka,Masanori) のタイトルでポスター発表しました。

 

台風10号が日本列島に接近していた中、瀬戸大橋を経由して四国の高知までやってきました。当日は嵐の前の静けさ、台風が九州方向にそれたため、青空が広がる晩夏の空模様でした。

高知工科大学で開催されたSICE 年次大会の様子です。

ポスター発表会場では、本田さんの発表には下の写真のように、興味を持っていただいた参加者の方々が見学に来られ、活発な質疑応答が行われていました。本田さんも英語発表は今回初めてで、冷や汗をかきながらもうまく研究の紹介ができました。同じ会場では、電気電子工学科の香川教授が “Development of a Simple Network Measurement System for Environmental Dynamics Including Sea Temperature” のタイトルでポスター発表を行いました。

ポスター発表で研究の説明を行う本田さん

香川教授のポスター発表もありました。

また、同じく大学院生の行平さんは、セッションで登壇、英語での口頭発表をしました。英語でのプレゼンテーションは初挑戦、事前にかなり練習を積んで臨みましたがなかり緊張していることが伝わりましたが、発表、質疑応答ともなんとかやり遂げました。しかしながら、英語での質疑応答では大苦戦でしたので、セッションの終了までに、日本で開催の国際会議のことでもあり、改めて研究内容の説明を質問者に聞いていただきました。

行平さんのプレゼンテーションの風景

休憩時間に改めて研究説明をしました。左 行平将望さん、中 私(伍賀)

今回の国際学会では、協賛企業の展示も行われており、ロボット、ドローン、工作機械などの産業分野に導入されている最先端の興味深い技術に触れることもできました。4年生の川上さんも先輩の発表を聴き、また企業展示を見ることもでき充実した学会参加になったようです。

企業ブースで展示説明を聞く4年生の川上さん(中)、本田さん(右)

今回、台風接近の状況の中、様子をうかがいながら安全に注意して高知の学会へ移動しました。タイトなスケジュールで限られた時間の中でしたが、会場近くの観光市場で、高知名物のカツオのたたきを食べることができました。ハイレベルな国際学会での英語での発表ということで、大変苦労もしましたが、発表した院生にとっても貴重な勉強の機会になったのではないかと思います。

左から、川上さん、行平さん、本田さん

今後も、工学研究科電子・電気工学専攻及び電気電子学科の学生の学会活動にご期待ください。

 

学長から一言:高知で開催されたSICE(計測自動制御学会)という国際学会の2024年度年次大会で発表した大学院生の本田さん、行平さん、お疲れ様でした。日頃の研究の成果を多くに人の前で発表、しかも英語で説明するという大きな課題を無事為し終えて、きっと充実感、達成感を感じていることでしょう。一方でグローバルに活躍する上での課題も痛感したかも知れません。さらなる研鑽に期待します。

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